人間もアップデートしてる?

Life
Close up of prehistoric extinct animals in stone. Fossils background
文字数:13,725字 | 読了目安: 約18分 | 2022.11.23 | 2023.09.03

高速インターネットが普及するとともに、OSをアップデートする機会も増えました。アップデートは、セキュリティの向上、不具合の修正、機能追加など、現代のデジタル機器には欠かせないものです。

同時に社会情勢が大きく変化する時代になり、人間の方もアップデートしていかないと、時代に適応出来なくなっています。

人間のOSとも言える想念は、思考の型、認識、記憶、信念の集合体として存在します。現代社会では、内省的に信念体系をアップデートする習慣を持たないと、表層的な情報に振り回され、無意識のうちに意図しない信念体系を埋め込まれることになります。

つまり、知らないうちに、洗脳 されているかもしれないのです。

長らく続くコロナとワクチンの問題でも、メディアに洗脳されている人がいかに多いか、あぶり出されてきました。コロナとワクチンについては考え方も多様で、家族や親しい友人の間でも意見が割れる難しい命題です。

しかし、日本社会があまりに異常な状態にあり、一向に改善される様子がないため、少しでも良い方向に進むための考え方を提供を出来ればと思い、あえて本記事を公開することにしました。

今回は、認知科学、心理学なども概観しつつ、自分自身をアップデートすることについて考えていきましょう。

アップデートしてる?

全くアップデートされない日本のコロナ対策

日本人はいつまで、こんなにも馬鹿げたコロナ対策を続けるのでしょうか。世界から遅れること1年以上、全くアップデートされる気配がありません。

このまま放置すれば、専門家と称する医療利権屋たちは10年後になっても「第27波が来るので、18回目のワクチン接種にご協力ください」とか言っていそうです。

わたし個人としては、 2020年5月の時点で、99.9%以上の人がコロナに感染しても回復していることがわかり、感染症についても勉強した結果、ことさら恐れる病気ではないと認識しました。

しかし、インフルエンザとたいして変わらない重症化率、致死率にも関わらず、いまだに異様なほどコロナを恐れている人がいます。武漢で発生した当初は生物兵器研究との関連も疑われており、未知のウイルスとして警戒が必要だったことは確かです。また、デルタ株までは欧米での重症化率も致死率も高かったので、恐れる気持ちもわからないでもありません。

しかし、当初から日本では重症化率も致死率も欧米に比べれば著しく低かったはずです。日本人がコロナに耐性を持つ要素として、ファクターXが議論されていた位です。ファクターXには、以下のように多様な要因が挙げられていました。

  • 優れた衛生習慣
  • 肥満率が低い
  • BCG接種
  • 弱毒の武漢型が先行して流行していたことで交差免疫が出来ていた
  • コロナは東アジアの風土病としての歴史があり、免疫があった

2019年末〜2020年3月頃まで中国からの観光客が大量に訪れていたことで、初期の弱毒型が既に広がって交差免疫が出来ていたという説や、アジアでは歴史的にコロナ型のウイルスが多く、アジア人はコロナに対する耐性を持っていたという説は有力に思います。おそらくこれらの要因が複合的にからんでいる可能性がありますが、いずれにしても、日本では欧米ほどの重症化はしていなかったのです。

日本ではコロナで亡くなったとされる方のほとんどが高齢者や基礎疾患を保有していた方で、亡くなられた方の年齢は従来からの平均寿命とほぼ同じでした。

アップデートする欧米

一方の欧米では初期の重症化率が高かったことから、一時はパニック状態となり、強力なロックダウンが敷かれました。しかし、欧米でもオミクロン以降はあきらかに弱毒化しました。弱毒化と同時に感染率も高まったことで、従来のような感染対策はまったく意味をなさなくなりました。

消化器官のACE2受容体を中心に感染増強していたデルタ株までと異なり、スパイク蛋白のRBD(Receptor-Binding Domain:受容体結合領域)がブラスに荷電していることで喉から侵入されやすくなっていることなどが感染率が高くなった要因として挙げられています。

いずれにしろ、弱毒化による感染率の拡大で、マスクをしていようが行動制限していようが、感染自体は広がっていくわけです。

これはウィルス学で言われている通り、定説通りの展開です。つまり、弱毒化したウィルスは致死率が低いため、感染者が活動して移動する割合も多くなるので、感染も拡大します。一方で、強毒なウィルスは致死率が高いため、感染は拡大しにくくなります。

結果として、弱毒化したウィルスが拡大しながら、人間の側もウィルスに曝露することで自然(一次)免疫が活性化し、軽く感染することで抗体記憶も獲得して、収束していくわけです。

オミクロン以降、欧米では無意味な感染症対策は辞めて、マスク規制も一気に解除しました。感染者は増えても健常者が重症化するリスクは小さくなったのだから、社会全体で リスクを許容 したのです。

至極、妥当な判断だと思います。ところが、日本では、感染が爆発的に拡大して、ほとんどの人が無症状、あるいは軽症で回復しているにも関わらず、相変わらず感染を過大に恐れ、従来通りの感染症対策を継続しています。

アップデートしない人たち

専門家と称する医療利権屋と政治家の集団も、3年間、同じことを言っているだけで、まるで壊れたレコードのようです。そして、古い対策、古いルールを守ることに固執している人たちがあらゆる分野で幅を利かせています。

状況の変化を観察して考えることもなく、言われたこと、決められたことを守っていれば、安全だと思っているのでしょうか。ルールを守ることが自分の使命だと思っているような人も少なくありません。

こうした人たちは、ウィルスが弱毒化していることも、現在の感染症対策が実質的な有効性を失っていることも考えようともせず、ただただ、ルールを守ることを最優先に行動しています。ワクチンも言われるがまま打ち続け、有効性を疑うことなく、危険性には目をつぶり、耳を塞いでいます。

コロナ対策の莫大な費用が税金で賄われていることも、その大半が海外の製薬企業に流出していることの異常さについて考えようともしていません。まるで、ロボットか奴隷のようです。

そして、さらにたちが悪いのは、自分と同じようにルールに従わない人を糾弾するマスク警察のような人たちです。その思考は、第二次世界大戦中に、戦況を正しく伝えようとするものや戦争に反対するものを「非国民」と糾弾していた軍国主義国家の憲兵のようです。

あるいは、粛正と監視が進んだ共産主義独裁国家において、自分だけは安全な立ち場を確保しようとして、権力者の側にすり寄り、家族でさえ密告するような民衆に似た心理なのかもしれません。

ルールや規律を守ることは日本人の美徳ですが、おかしなルールや時代遅れの規律、意味のない慣習、最新の状況からずれた対策は、随時、アップデートしていくことが必要です。

しかし、ものごとの本質を考えない人、事なかれ主義の人は、役所、学校、大組織の管理者に多く、あいもかわらず、感染抑止効果が希薄な検温やアクリル板設置、逆効果さえ疑われるマスク着用やアルコール消毒を強要しています。

古いシステムの犠牲者

犠牲になる子供たち

コロナ関連で腹立たしい問題はたくさんあるのですが、なかでも学校における理不尽さには呆れることばかりです。コロナに感染しても重症化するリスクの少ない子どもたちが、いまだに過剰で無駄な負担を強いられています。子どもが家庭で高齢者に感染させるという理屈で、子どもに感染症対策を強要し、ワクチンまで接種しようとしています。

しかし、ワクチンに感染予防効果がないことは、もはや明白です。高齢者や基礎疾患保有者の発症と重症化を僅かな期間、抑止することが「期待される」程度のものでしかありません。しかも、接種後、3〜4か月で抗体量も減少し、自然免疫も低下することで、時間の経過とともにワクチン接種者の方が発症しやすくなっているようです。

そもそも、接種後に抗体が出来るまでの2週間は自然免疫が低下して、逆に発症も重症化率も高まってしまうリスクがあるはずです。実際のデータの傾向もそのように見えます。そして、リスクが高い接種後2週間以内の人が重症化したり死亡した場合は、対象回の接種が完了していないものとして集計されていることも実態を分かりにくくしています。

今年の5月、厚労省のデータ改竄が発覚するまでは、隠蔽されていましたが、ワクチン接種による若年層の心筋炎リスクが高いことも判明しています。

恣意的で不適切なデータ集計をしていながら、ワクチン接種が有効だとして激烈に推奨しているのですから、厚労省がいかに信用出来ない組織か認識しておく必要があります。過去の度重なる薬害問題の反省が全く活かされていません。

こうした状況で、そもそも発症も重症化もしにくい子どもや若者にワクチンを打つ必然性は全くないはずです。免疫の強い若者、健常者にとっては、逆に副反応、免疫暴走、サイトカインストーム、ADEの懸念もあります。

回数を重ねるごとに副反応被害、亡くなられた方も増えてきて、ワクチン被害者の会まで発足している状況になっても、「高齢者を守るため」と言って若者にワクチンを強要するのはあまりに理不尽なことです。

この国はいつから「老人を優先して、子どもや若者に犠牲を強いる」国になってしまったのでしょうか。

実効性のない対策

ワクチンを4回も打って、感染症対策もしっかりやっていたと思われる県知事や岸田首相も、次々とコロナに感染しました。もはや、高CT値のPCR検査による陽性反応を感染者と定義して、感染拡大を防止しようとしているコロナ対策自体が意味をなしておらず、デメリットの方が遥かに大きくなっています。

ところが、政府や地方自治体は出来もしない感染症対策を要求しています。効果が全く出ていないのに検証することもなく、「失敗だ」と言って責任を追及されることを回避するためだけに、継続しているように見えます。まさに第二次大戦で戦況の悪化を隠蔽し、大本営発表を続けた戦前の政府とメディアのようです。

現在の過剰な対策はもはやデメリットしかありません。重症化するリスクのないウィルスに対して、感染力のほとんどない量のウィルスまで、感度の高すぎるPCR検査で検出して、擬陽性も疑われる無症状者まで感染者として隔離する意味はどこにあるのでしょうか。

実際、いつの間にやら、陽性者が出た施設を閉鎖することもなくなり、濃厚接触者の追跡もうやむやになっているケースも増えています。無駄な感染症対策の象徴とも言える、例の接触確認アプリCOCOA もいつの間にか終了しました。

多くの社会活動、文化、経済、精神性、人間の尊厳を犠牲にしてまで、実効性のない感染拡大防止対策を、いつまでやるつもりなのでしょうか。もはや、コロナ対策の負担やストレス、何度もワクチンを打つことによる健康被害の方が大きくなりかねない状態です。

誰がやってるの?

製薬企業から広告費を得ているテレビや新聞といった主要メディア、行政はコロナの恐怖を過剰に煽り、ワクチンが唯一の解決策のような情報ばかり流しています。これは誰がやっているのでしょうか。

しかも、ワクチンの副反応被害が増えてきて、ワクチン被害の遺族会が立ち上がるのとほぼ同じ時期に、ファイザーやモデルナのテレビCMが流れ始めています。製薬会社がテレビの報道を制限するため、ワクチン被害を隠蔽するため、あからさまにテレビ局を懐柔したとしか考えられません。

ここまで、医療利権屋が政治もメディアも買収して、ワクチンを推進していることが明白なのに、疑問を持たない人は、あまりに脳天気としか言いようがありません。テレビや新聞などの既存メディアに強く影響されている、つまり、洗脳されているお年寄りや情報弱者は、コロナをいまだに過剰に怖がり、感染症対策をもとめ、ワクチンを打ちたがっています。

彼らは何回打てば気がつくのでしょうか。コロナとワクチンの利権構造を見抜けない人がここまで多く、ここまで長引くとは思ってもいませんでした。もはや、脱洗脳は容易な事ではありません。

誰かが決めてくれるのを待ってるの?

有効性の低い対策は継続していながら、一方でいつの間にか、陽性者が出た施設を閉鎖することもなくなり、濃厚接触者の追跡もうやむやになりました。しかし、度重なる行動制限、営業時間の短縮、外出自粛、マスク、アルコール消毒、アクリル板等の効果が検証されることもなく、なぜか感染症対策は継続しています。

欧米のほとんどの国では、マスク義務を始めとする感染症対策を既に解除しています。海外事情を知っている人は、日本の感染症対策の異様さを恥ずかしく思っていることでしょう。

しかし、日本の多くの組織では、一部のクレーマーに恐れをなして感染症対策を辞めることが出来なくなっています。有効性を検証することも議論することも避け、自身に責任が及ぶことから逃げる人ばかりです。

マスクや黙食を子どもに強要している学校で、学校の担任に問いただせば、「校長が〜」と逃げ、校長に問えば「教育委員会が〜」と逃げ、教育委員会に問えば「文部科学省が〜」と逃げ、文部科学省に問えば「現場の判断にまかせてる」と逃げる、典型的な総無責任体制です。

本当に感染症対策が重要だと考えているなら堂々と主張するなり、議論の場を設ければ良いのに、突っ込まれれば誰かのせいにして、逃げ回る人ばかりです。

教育関係者も、医療関係者も、宗教関係者も、本来、生命倫理を扱う重要な立場の人たちが、ことごとく逃げ回る様子は醜いものです。

日本人がここまで、自分の頭で考えていない人、事なかれ主義の人、迎合するだけの人、メディアに洗脳されやすい人、死生観のない人ばかりになってしまったことが残念でなりません。

 

洗脳から心と身体を守る

洗脳者は恐怖を使う

洗脳の概念に、アンカーとトリガーという用語があります。アンカーは錨という意味で、情動を伴う埋め込まれた信念です。トリガーはアンカーを呼び出す合図のようなものになります。

洗脳しようとするものは、恐怖心を巧みに利用します。新型コロナ騒動についても、重症化した稀な事例をことさら不気味なBGMやイメージとともに繰り返し放送することで、視聴者に恐怖心を植えつけました。これを何度も何度も行うことで、意識下に刷り込まれていきます。

この時、トリガーとなる言葉と、アンカーとなる恐怖のイメージがセットで刷り込まれます。新型コロナ、死者数、新規感染者数、後遺症、無症状感染といった言葉が、トリガーに使われます。

アンカーとして恐怖の状態を埋め込まれると、“新型コロナ”とか、“新規感染者”というトリガーとなる言葉を聞くだけで、何となく怖い、恐怖心が想起される機会が増えていきます。メディアで何度もこれを繰り返されるうちに、視聴者には「新型コロナは怖い病気である」「何としても感染を避けなければならない」という信念体系が構築されてしまいます。

洗脳されやすい人

メディアによる洗脳が強烈に効いてしまった人は、いまだにコロナを過剰に怖がり続けています。マスクをしていない人を見ると避けるように離れる人もいるとか・・・。マスク警察のような人もまだまだ、いるようです。ここまで来ると、こういう人たちの洗脳を解くのも容易なことではありません。

ストックホルム症候群をご存知でしょうか。1973年、スウェーデンで起きた銀行強盗事件で、犯人グループが人質をとって1週間に渡り銀行内に立てこもりました。この事件で人質になっていた人たちが、犯人グループに心理的に依存する状態になり、一部の人は犯人を擁護し、好意まで持ってしまっていたという心理的現象を表す言葉です。

人は情緒を露わにしてその場を情動的に煽動している人に、なぜか従ってしまう傾向があり、好意まで持ってしまうこともある、というものです。恐怖を感じると、その場を支配している人の言うことに従ってしまう心理的傾向は悪徳占い師などの例にもあります。

先祖の祟りや他者の怨みを持ち出して恐怖感を煽ったり、ことさら感情的に同情してみせることで、被験者を心理的従属状態にしていきます。驚愕法や集中法と呼ばれる心理的、催眠術的手法です。

催眠術では揺れる振り子、蝋燭の炎、水晶など、一点に集中させた状態で、情報を刷り込むことで、他のことが考えられないようにします。現代のメデイアは、洗脳的手法で視聴者を誘導しています。恐怖を煽ることで、メディア自身が発信する情報に従属させ、 視聴率を向上させているわけです。

いつ気付くのか?

製薬会社・大手メディア・政府は、国民に対してコロナ感染の恐怖を煽り、ワクチンに依存させることで、医療・メディア・政治に隷属させようとしています。洗脳され、コロナを怖がっている人たちは、4回目も5回目もワクチンを自ら進んで打っているようです。

何回打てば気付くのかわかりませんが、洗脳から解けない人たちは、このままでは 3か月毎に、一生ワクチンを打ち続けることになるのかもしれません。マスクも一生、付け続けるつもりでしょうか。

mRNAワクチンの機序を考えれば、コロナ以外の感染症に対する免疫が低下していくリスクがあります。いずれ、他の感染症に対するワクチンも打つように促されることになるでしょう。さすがに、毎月のように何らかのワクチンを打つことになれば、騙されていたことに気付くのでしょうか。

コロナ型のウイルスへの抗体にばかり免疫系の資源を浪費していれば、通常、人間が保持している病原菌、ウィルス、がん細胞への免疫機能が低下することが懸念されます。当初より、ワクチンに慎重な学者の方が懸念されていたように、帯状疱疹を発症する人も増えているようです。

と同時に、既に帯状疱疹ワクチンのテレビコマーシャルが始まっています。

俯瞰して考える

情報発信者の意図はどこに?

常に情報を発信している人間の裏の意図を読み解く必要があります。特に、大手メディアに出演する人というのは、何らかの資金的な後ろ立てがあるものです。権力者やスポンサーの誘導したい方向に沿った主張をしてくれるから、重用されているわけです。

少しでもこのことを頭の隅に置いておけば、いかに現代のメディアが偏向しているか気付くはずです。本来、スポンサーの意向に縛られないで公正中立な報道を成すべきNHKでさえ、著しい偏向報道をしています。

ほとんどの日本のメディアは、共同通信や時事通信から配信されるニュースを垂れ流しているだけで、独自取材する力も分析する力も有していません。

国際配信されるニュースはグローバリストに支配されているので、グローバリズムに有利になるように誘導されています。メディアは世界経済フォーラム(WEF)のグレートリセットのアジェンダに従って、各国政府の権限を弱体化して、国連、WHO、IMFといった国際機関、ビッグファーマを始めとするグローバル企業の力を拡大しようとしています。

まず、WEFが主導するグローバリズムと各国のナショナリズムという構図を認識した上で、どこが配信しているニュースか確認し、偏向の傾向やグローバリスト側の意図を読み解く視点が必要です。

わたしは米国のメディアに詳しいわけでもありませんが、独自の報道が出来ているのは、NewsMax ぐらいのようです。保守系メディアの FOX News も、グローバリストの資本にコントロールされてしまっていて、まともな報道をしているのはタッカー・カールソンぐらいしか見当たりません。

米国の独立系調査ジャーナリスト Projet Veritas のジェームズ・オキーフが明らかにしたように、政治的謀略プロパガンダに終始する CNN の信頼は地に落ちていますし、外国メディアの情報を垂れ流している日本のメディアも総崩れです。

認知戦

ヒトラーが映画を活用したプロパガンダをしたことは有名な話です。現在も、メディアは認知戦の道具として利用されています。有象無象の勢力が、各国メディア、政府を自身に有利になるように懐柔し、国民を洗脳しようと情報戦、認知戦を仕掛けています。

洗脳、ブレインウォッシュは、中国共産党を始めとする社会主義勢力には必須のものですし、米国でもCIAのMKウルトラ計画で知られるように、軍事研究はもちろん、支配層が市民をコントロールするためにも研究開発されてきたものです。世界は、国と国、企業と政府、支配者層と一般市民、多様な関係における陰謀と陰謀のぶつかり合い、洗脳合戦であり、認知戦です。

このことをあらためて認識させられたのが、「超限戦」と「サイレント・インベージョン」です。人民解放軍の将校が書いた「超限戦」やオーストラリアの大学教授が中国の浸透工作の状況を書いた「サイレント・インベージョン」で明らかにされた、非軍事的手段を含めた中国の軍事戦略です。

これらの本からわかることは、メディア戦はもちろん、マネトラ・ハニトラを含む政治家の懐柔、直接的な暗殺、相手国の法律や教育を自国に有利に誘導すること、土地や港湾施設などのインフラに対する買収工作など、目的のためには手段を選ばない、モラルもない、ありとあらゆる方法を駆使した戦争の姿です。

「超限戦」と「サイレント・インベージョン」は、中国の戦略に関する本ですが、同じようなことを英米、欧州、ロシア、イスラエルといった国々も行っていると考える必要があります。

複雑系の陰謀論

そして、陰謀というのは複雑に構成されているもので、英米左派、ユダヤ系、欧州EU派、米国右派、ロシア、中国浙江財閥系、中国江沢民派、イスラエル、アラブ諸国など、それぞれの勢力が、それぞれの勢力内での権力争いを含めて、謀略の限りを尽くしているのが世界の実態です。

反米か親米か、反中か親中かとか言っているだけでは、世の中を単純化しすぎています。戦後教育を鵜呑みにしていては、現在の国際情勢を理解出来るはずもありません。

世界には何とも面倒くさい人たちがいるものです。自戒を込めてですが、日本人はお花畑と揶揄されるように、全く危機感のない人ばかりです。良く言えば性善説で生きている日本人には、世界中で暗躍する勢力がいかに酷いことをしているか、そこまで卑劣なことをするか、全く想像も出来ていないのです。

戦後、自虐史観を埋め込まれ、敗戦利得者にとって有利な教育をされてきましたが、そろそろ、知識、価値観、善悪の基準をアップデートしなければなりません。

アップデートする

コロナ騒動について

コロナの問題に話を戻しましょう。とにかく、金と権力のためには、何でもする人たちがこの地球に存在していることを覚えておく必要があります。阿片戦争も思い出せば、イギリスは清に阿片を売りつけて堕落させ、清が更生のために阿片のイギリス商人を排除したら、戦争を仕掛けるような国だったわけです。

今回のワクチンもどこがやっているのかわかりませんが、日本政府の対応を見ていると、相当に脅されているとしか思えません。日本政府は、大東亜戦争に負けて以来、英米仏、CIA、韓国、中国など、あらゆる方向からがんじがらめに懐柔と圧力を受けているようです。

日本政府は、外国勢力による懐柔策と圧力、飴とムチによって、ワクチンを推進させられているのだと思います。一般庶民の我々に出来ることは、政府の嘘にダマされないで、自らの心と身体、家族の健康を守ることです。

ということで、本質を考えて、アップデートしていきましょう。

マスクの功罪

わたしは、無症状であればマスクの着用は任意にするべきだと考えています。オミクロン以降は特に、マスクの感染抑止効果は希薄で、デメリットの方が大きいからです。しかし、ここではいったん、マスク社会肯定派の考えるようにマスクに感染予防効果があると仮定してみます。

マスク社会肯定派は誰もがマスクをしていることで他者への飛沫拡散を減小することができ、社会全体でウイルスに曝露する機会を減らすことが出来ると考えているようです。他者にうつさないために、社会全体でマスクをするべきだ、というロジックです。一見、思いやり深い、日本人らしい美しい発想に見えますね。

しかし、オミクロン以降の弱毒化したウイルスに対して、無症状の人にまでこの考え方を適用すると、地球上で日本人だけが生涯、マスクを外せないことになります。そもそも、人間の生き方として、それで良いのでしょうか。

インフルエンザと同様、コロナは頻繁に変異し続けるウイルスです。現時点で、コロナやインフルエンザへの感染を怖がり、3か月毎にワクチンを打って、マスク生活を続けているということは、ワクチンもマスクも一生、辞めることが出来ないことになりませんか。

一日中マスクを付けていて、酸素不足にならないのでしょうか。1〜2時間で交換しなければ、菌が繁殖してかえって不衛生ではないのでしょうか。マスクを付け続けることにより、健康上のトラブルは増えていないのでしょうか。

空気中では2〜3時間で感染性を失うウイルスも、マスク上では7日もの間、生存しているというデータもあるようです。頻繁にマスクを手で触って位置を直していれば、多様な菌やウイルスをマスク上で培養していることにならないのでしょうか。

100年前のスペイン風邪のときも、ウイルスそのものではなくて、マスクを付け続けたことにより繁殖した菌によって肺炎を起こしていたという説もあります。マスクを長時間に渡り装着し続けることによって免疫力が低下して、かえって感染を拡大してしまうことにならないのでしょうか。

マスク会食などしていたら、マスクは極めて不衛生な状態になりませんか。アクリル板の仕切りには飛び散った食材などが付着していて極めて不衛生ではないですか。

マスクには、マイクロプラスチックや塗料などの有害成分は含まれていないのでしょうか。

3年もの間、発育期の子どもにマスクを強要して、健康上の問題、精神の発達に問題はないのでしょうか。思春期の多感な学生たちがお互いの顔を見ることもなく、3年もの間、学生生活を送ることに問題はないのでしょうか。

感染症への恐怖を想起させ、定着させるために、マスク社会を続けさせようとしている勢力がいることを知っていますか。ワクチンを売りたい製薬企業は、感染症への恐怖を煽ることでワクチンに依存させようとして、マスクを強要しているのではないですか。

マスク原理主義の人も、何となく追従派の人も、自分自身と家族の健康のため、日本社会の未来のため、調べて考えてみてください。

免疫について考える

インフルエンザのように空気感染する感染症で、毎日、患者を診ている医療関係者が健康でいられるのは、適度に外敵となるウイルスに曝露し続けていることで、免疫が活性化しているからだと言われています。無菌室に長期間いて、いきなりウイルスに遭遇すれば、あっという間に負けてしまいますが、日常的に免疫系が活性化していることで、素早く対応できるわけです。

そもそもワクチンというのは、軽く感染して免疫系を訓練しておくものです。であるならば、元気なときに軽くウィルスと接触しておくことで、免疫の活性化、抗体記憶の獲得も出来るのではないでしょうか。

現在のようにウィルスへの曝露を過剰に嫌悪し、消毒しまくっていれば、免疫は弱体化してくばかりです。子どもは多様な菌やウイルスに遭遇することで、免疫を獲得しながら成長していくものです。

現在のような過剰な消毒習慣とマスク社会を継続すれば、子どもが免疫を獲得する機会が減小していき、菌やウイルスに対して脆弱な子どもが増えてしまいます。

つまり、他者のマスク着用の有無や、わずかな飛沫を気にして恐れる社会は、いずれ、病院のような管理された施設、無機質な環境、ひいては、無菌室でしか生きていけない人間を量産する社会へとつき進んでいることになります。

マスク社会を続け、ワクチン接種を続けようとしている人たちは、どのような未来を描いているのでしょうか。

疑念だ!

オウム真理教はいわゆるサイキックドライビングなど、洗脳技術を多用しており、「修行するぞ!修行するぞ!」というトリガーと多幸感を得られる体験をアンカーとして結びつけていたようです。一方で、教義や教祖を疑うような思考に対しては、「疑念だ!」というトリガーと恐怖を感じる体験をアンカーとして結びつけることで、信者を隷属させていました。

同様に医療カルトでは、「反ワクチン」というレッテル貼りが、トリガーとして使われています。反ワクチンというレッテルを貼ることで、ワクチンの有効性についての議論自体を封じ込めようとしています。

一部の医療関係者は、反ワクチンと分類されることを極度に恐れているようです。おそらく学会など、医療系の団体から村八分にされる、迫害される恐怖をアンカーとして埋め込まれているのでしょう。オウム真理教の「疑念だ!」と同じ類のものです。

健全な疑いさえ無条件に排除するのが、カルト宗教の特徴です。権威とされる教授や論文、学会や機関に疑問を持つことさえ許さない、もはや、現代の医療界はまるでカルト宗教のようです。

バランスをとる

適材適所、適量・配分、順序・時期

このブログのお決まりのまとめなってしまいますが、バランスをとることが重要です。バランスというのは、適材適所、適量・配分、適切な順序・時期を含めた総合的な意味でのバランスです。しかし、現代人にありがちなのは、次のような極端なパターンです。

普段は西洋医学、近代医学を妄信していたかと思えば、ガンが見つかって「余命数ヶ月です」などと非情な宣告を受けると、最期の望みをかけて東洋医学や代替療法、民間療法、祈祷や宗教に救いを求めます。

こういう人は順番を間違えています。本来は日常こそ民間療法や東洋医学、食材への感謝を始めとする信仰心、食事療法、整体やヨガなどの自律的な健康管理に努めるべきなのです。

日頃は、西洋医学、先端医療を妄信して、薬漬け、検査漬け、対症療法で手術による切った貼ったや、化学療法に頼っておきながら、どうしようもなくなってから、東洋医学や宗教に救いを求めても、どうにもなりません。

元気なときは、民間療法や東洋医学を迷信や古くさい概念としてバカにしておきながら、西洋医学に見捨てられてから、東洋医学や代替医療に慌てて救いを求めても、奇跡は起きないのです。

生命力を信頼する

日頃から自分の生命力を信頼する習慣を積み重ねておくことが必要です。自らの食事や生活習慣をあらためようともせず、熱があれば薬で下げ、血圧が上がれば薬で下げ、頭が痛ければ頭痛薬を飲み、薬で胃が荒れるから胃薬を飲み・・・、薬を何個も飲むような生活をして、西洋医学に依存しきっていては、生命力と自然治癒力は衰える一方です。

感染症が怖いからと言って、ワクチンや薬に依存するような生き方をしていては、生態系としての身体の自律性、自然治癒力を失うことになります。

バランスは大事ですが、軸足、基盤、方向性は自ら選択しなければなりません。

  • 儲けることを最優先し、利益の最大化と市場支配を目指すビッグファーマ(国際金融資本にコントロールされた医療系大企業)を信頼するか。
  • 自然の生態系とともに、数百万年かけて進化してきた生命力と自然治癒力が自らに備わっていることを信頼するか。

あなたが手にするのは、ブルーorレッド?

もちろん、どちらも飲まないという選択もあります。自分の道は自分で選択した上で、自分の責任で、西洋医学と東洋医学のお互いの優れたところは取り入れれば良いでしょう。いずれにしろ、基盤とする選択は自らしなければなりません。

医者も厚生労働省も、決して責任はとってくれません。数十年経ってから薬害訴訟で勝ったところで、人生と健康は返ってこないのです。

生命力と健康、メディアリテラシーについて、以下の記事でも考察しています。ご参考まで。