2023年6月5日、Apple Vision ProとvisionOSが発表されました。久しぶりに革新的な製品とプラットホームが生まれることになりそうです。
歴史を振り返れば1984年、Appleはグラフィックとマウス操作によるユーザーインターフェースのMacintoshで、パーソナルコンピュータを革新しました。
2008年、パソコンの機能を手のひらサイズにおさめたiPhone は、直感的で軽快なタッチ操作とあいまってパーソナルコンピューティングの概念を刷新しました。多様なアプリと使い方が創造され、スマートフォンは社会を大きく変容してきました。
そして2024年、Appleは空間コンピューティングという概念で、再び世界を変えようとしています。Apple Vision Pro と visionOSは、デジタル空間と現実世界におけるコンピュータのあり方を再定義するものです。
今回は、数十年に一度とも言える技術革新を前に、空間コンピューティングとユーザーインターフェイス、人間とコンピュータの関係について考えてみましょう。
Vision Pro でAppleが目指す世界
空間コンピューティングとは
Apple Vision Pro は、仮想現実 = VR(Virtual Reality)や拡張現実 = AR(Argumented Reality)のためのデバイス、ヘッドマウントディスプレイと呼ばれるジャンルに相当する製品です。しかし、WWDC(開発者会議)で発表されたデモで、AppleはVRという言葉は使わず、空間コンピューティングと呼んでいました。
visionOS におけるユーザーインターフェースは、あたかも現実空間に浮かび上がったようなディスプレイで、視線、指のジェスチャー、声を使ってアイコンやウインドウを操作するものです。直感的で自然な操作は、もはや何らかのデバイスを使っているという感覚ではなく、空間に浮かぶオブジェクトを操作しているような感覚になりそうです。
空間コンピューティングの概念と技術がもたらす体験は、わたしたちの仕事と能力、生活と感性に大きな変革をもたらすことでしょう。
現在、巷で騒がれている生成AIの進化も凄まじいものがあり、人類は数十年に一度とも言える大きな転機を迎えています。ここ数十年に渡り培われてきた技術が統合され、コンピュータの概念と使い方が大きく変容しようとしています。
新しい技術との向き合い方
新しい技術とどう向き合うか。人類にとって永遠の課題と言えます。反射的に忌避することなく、無批判に迎合することもなく、フラットに向き合う必要があります。
Apple Vision Proと空間コンピューティングについては、まだまだわからないことばかりです。技術の粋を極めているとは言え、異次元とも言える高価格帯を考慮すれば、一般に広く普及するのは相当、先になることでしょう。
長年 、Apple の技術を追ってきたものとしては、OpenDoc、Newton、WebObjects など、失敗したプロダクツの数々、Appleの方針転換に振り回された記憶も頭をよぎります。
しかし、チャレンジなきところに、革新は生まれません。我が社としても、Apple Vision Pro、visionOSに対応した製品・サービスの開発にチャレンジすることにいたしました。
まずは、visionOSの開発者向け情報、関連技術、SDK、サンプルコード、インターフェースガイドライン等を確認しているところです。
わたしは、1990年代から長らくApple系の技術に携わってきて、2009年にはiOSアプリの開発にも参入し、多様なアプリを開発してきました。3D技術についても、製造業、建設業におけるCAD の活用など、長年取り組んできた分野の一つでもあります。
多様な新技術に取り組んで来ましたが、新しい技術分野への参入は、試行錯誤の連続です。多様な試み、検証、テスト、デモ、プロトタイプ開発が必要になることでしょう。
オープンイノベーションへ
コミュニティから生まれる価値
今回、AppleがApple Vision Proを発表したのは、年次の開発者会議「World Wide Developer Conference」においてのことです。まず、開発者に対応アプリやサービスを開発してもらい、その後、一般に普及させていくためです。
Appleの秘密主義は有名で製品やサービスが発表されるまで、我々デベロッパも知らないことが多いわけですが、ひとたびWWDCで発表されれば、SDK(Software Development Kit)やガイドライン、サンプルプロジェクトなど、多くの関連情報が公開されます。
長年、開発者とコミュニケーションをとってきたAppleらしく、開発者にアプリを開発してもらうための情報が整備されており、良く出来たSDKやサンプルが提供されています。
とは言え、新しい技術が普及するのは簡単なことでありません。情報がアップデートされていなかったり、いつまでもバグが直らなかったり、開発者としてはAppleに対して不満に思うことも山のようにあるわけですが・・・。
技術革新、イノベーションというのは、多くの失敗、ある種の混乱、カオスから生まれるものです。
直観に従う
IT業界に長年いると、スゴイ!と喧伝された新しい技術に飛びついて、失敗した経験も一度や二度ではありません。信頼していた技術がマーケティング優位の企業に負け、商業的に失敗して衰退する事例も幾度となく見てきました。
我が社としても技術基盤、プラットホームの選択を誤り、投下した時間と資金の回収に苦戦したことも少なくありません。創業当初からApple系の技術を選択していたため、Windows 全盛期には苦渋を味わったものです。
その後、AppleがiMac、iPod、iPhone、iPadと復活する中、少しは恩恵にあずかったものの、技術基盤の選定が事業に及ぼす影響の大きさは身に沁みています。
ここは長年の経験と勘、直観がものを言う世界です。みなさんは、どう感じましたか。
わたしは、Apple Vision Pro に大きな可能性を感じました。この技術革新に、積極的に参画していくつもりです。
求む!ビジネスパートナー
リアルタイムで技術革新の道を歩むには、紆余曲折、右往左往、七転八起(^^;)・・・も覚悟しなければなりません。そんな茨の道をともに歩むビジネスパートナーを募集したいと考えております。
vision OSに関心がある、アプリ市場に参入したいと考えている方、経営者、ビジネスオーナー、コンテンツホルダーの方は、ページ下部のリンクからご連絡ください。
以下のような方々とともに、価値創造に取り組んでいければと考えています。
- 美術館や博物館など、収蔵品や作品をvisionOS向けのコンテンツとして構築したい方
- 製造業や建設業など、設計やシミュレーション環境としてvisionOSを活用したい方
- あらゆる業界で、教育・研修・トレーニングに携わっている方
※Vision Proとvision OSの臨場感は、教育・研修・トレーニングに革新的な体験と効率性を提供してれくれるはずです。 - vision OS向けアプリを開発したい方
弊社からは今後、visionOS やARに関する最新情報、弊社ラボの試行錯誤の結果等を提供していきます。ともに研究して参りましょう。
やってみることの大切さ
新しい技術の活用、新規事業への参入は、とにかく やってみる ことが大切です。
わたしは、新しい技術が出てきたときは、テスト、デモ、プロトタイプの開発など、出来るだけ、関心のある分野で使ってみることにしています。使ってみた上で、採用するかしないか、技術の本質や将来性を判断しています。
例えば、3D CAD は積極的に活用してきましたが、VRやメタバースには懐疑的で、積極的な取り組みも、顧客への提案にも活用してきませんでした。
一方で、AR(拡張現実)には可能性を感じて、以前から少しずつ取り組み、顧客にも提案してきました。以下のようなテスト実装、プロトタイプ開発の事例があります。
- ポップアップストア、イベントブースや売り場のシミュレーション
- 工業部品の取り付けシミュレーション
- WebアプリケーションによるARオブジェクトの生成、サイズ、テクスチャの更新
- エクステリア(テラス屋根)のARオブジェクト化とサイズ変更
- 建築建具のARオブジェクト化とオプション選定UI
こうしたARのデータやサンプル、事例なども共有しますので、ご興味のある方は、ページ下部のリンクから登録ください。
技術的にはARやデジタル空間構築で重要性が高まっているフォーマットであるUSD、PixarのUSD Pythonライブラリ、AppleのReality Compose Pro、3D CADや3D CGソフト等を活用しています。
勉強会/研究会等も開催して、みなさんと情報交換出来ればと思います。visionOSの活用に関心のある方の参加をお待ちしております。
拡張現実の意味を考える
ここで少し立ち止まって、拡張現実について考えておきましょう。
Apple Vision Pro はMatrix への道か
わたしは、ゴーグル(Meta Quest や Holo Lens等)をかけてVR(仮想現実)のデジタル空間に没入する世界観、いわゆるメタバースには否定的な見解を持っていました。仮想空間に過剰な臨場感を持つことは、現実世界での活動に及ぼすネガティブな影響が大きすぎるからです。
映画Matrixの世界で仮想現実にログインするプラグのようなもので、現実世界からの隔離、逃避、自然界から切り離された刺激的、扇情的な体験は、現実空間における感覚や感性、人間性を崩壊させかねないものです。
しかし、AppleがvisionOSで示した空間コンピューティングは人間中心であり、リアルな現実世界に軸足を置くものです。今回発表されているVision Proのデモビデオを見る限り、Appleの設計したUI/UXには人間性への配慮が行き届いているように感じました。
もちろん、スマートフォンの普及による功罪があるように、visonOSにおいても人間性にとってネガティブな影響がないとは言い切れません。
あまりにリアルな映像体験が、人間性にどのような影響を及ぼすのか、未知数なことも確かです。外部ディスプレイに目を投影するという手法も、違和感なく自然に見えるのか・・・。
体験してみないとわからないことばかりですが、不安とリスクにフォーカスしていては、技術革新は生まれません。要は、我々デベロッパーが、visonOSと技術を活用して、世界にどのような価値を提供していくかが重要です。
二つの方向性
先日、テクノロジーライターでAppleウォッチャーとしても著名な大谷和利さんが興味深い視点を提供してくださいました。IT業界では多様な技術革新が起きてきましたが、常にAppleが関わってきたというものです。
1970年代、パーソナルコンピュータ市場は、IBM vs Apple という構図でした。1990年代になると、ソフトウェアの重要度が高まりOSの競争は、Microsoft vs Apple という時代になります。
2010年代はスマートフォンの時代となり、ここではGoogle vs Apple です。そして、2020年代、人間とコンピュータの関係性、新たなユーザーインターフェース構築の覇権争いが、Meta vs Apple ということになります。
この構図をわたしなりに解釈すると、次のようになります。
Meta社が目指すメタバースは、
・仮想空間で映画や刺激的なゲームに没入する
・ソーシャル化された仮想空間でアバターを介してコミュニケーションする
世界です。
一方のApple Vision Pro が目指す世界は、
・デジタル空間の体験を、現実世界でより良く生きるために活用する
・デザインやエンジニアリングといった創造的な活動を支援する
です。
もちろん、Apple Vision ProでVRコンテンツやゲームを楽しむことも出来ますが、Apple Vision Proの真髄はリアル世界の統合とクリエイティブです。
一方のMeta社も従来のメタバース指向から現実空間の統合に移行してきています。両社の境界は曖昧にも見えますが、ビジョンは似て非なるもので、異なる価値観と理想で構築されています。
メタバースの失速
一時期、メタバースは異様な盛り上がりを見せていましたが、わたしは2000年代初頭に流行したセカンドライフと同じ道を辿るものと思っていました。案の定、Meta社のメタバース部門も大幅な人員削減となり、当初騒がれていたほどの広がりにはなりませんでした。
わたしがメタバースを好きになれないのは、仮想空間に重点を置きすぎていることです。そもそも、こんなにも素晴らしい地球、自然の空間があるのに、なぜゴーグルをかぶってデジタル空間で過ごしたいのか、理解出来ません。
そして、もう一つメタバースを好きになれない点は、Meta社がFaceBookでもやっているような囲い込み戦略です。世界中の人々をつなぐことを理想とするような綺麗事を言っていますが、ユーザーを囲い込んでコントロールしようとしている本音があからさまに透けてみえてしまうのです。
Meta社はMeta Questとメタバースをスマホの次に来る未来のデバイスと位置付けて、Appleから覇権を奪おうとしているわけです。
しかし、コンピューティングの本質的な価値は、現実社会に貢献することで生まれるものです。Meta社もメタバースの失速により、最新の Meta Quest 3では現実空間の統合に力を入れるなど、軌道修正しているようです。
目指すビジョンは
ビジネスにこそ理想と理念が重要となる
複雑多様化する社会では、理想と理念が重要です。この40年、Appleが常に技術革新の中枢にい続けていることの意味を考えてみましょう。やはり何だかんだ言っても、Appleは理想と理念を持ち、深く本質を考えています。ハードとソフト、自社製品全体を統合した体験設計、開発者とのコミュニティ、ユーザーファーストの視点、セキュリティやプライバシーの確立、ブランディング、それらにおける中長期での戦略も良く考えられています。
IT分野における技術革新の中核を押さえていること、自分たちもユーザーとしての目線を忘れることなく人間としての感性、価値観の本質にフォーカスしていることが、Appleの強みと言えるでしょう。
ITの技術革新が高度化する一方で、社会や人間とのすり合わせは感性の世界です。技術と感性の両面に深い配慮がなされているからこそ、ユーザーの支持を集めてきたわけです。
技術と感性の両面から考える
近年、デジタル化の重要性が再認識され、DX(Digital Transformation)への対応が唱われるとともに、社会全体でデジタル化に取り組もうという動きも盛んになりました。生成系AIの急速な発展もあり、仕事や社会の構造が大きく変化しようとしています。
3D CAD / 3D CGソフトからゲーミングエンジンやARへの書き出しをサポートするケースも増え、現実空間に構築するために設計された建築物や製造物のデータが、デジタル空間に導入される動きも活発になってきています。
建設業のBIM(Building Information Model)、製造業における設計シミュレーションといった産業分野においても、ゲーミングエンジンは見過ごせない重要な要素技術の一つとなってきています。
デジタル空間を構築するゲーミングエンジン、ゲームプラットホームであるUnityやUnreal Engineにおいて、3D技術の革新的な進化も起きています。今回、visionOSの発表においても、Unityとの連携も発表されました。
さて、どの技術を選定して、どのような価値を生み出していくか。我々エンジニアとビジネスオーナーは、技術革新を活用するとともに、本質的な価値を創造していく必要があります。
コンピューターの未来
1984年、AppleがMacintosh を発売したときのコンセプトは、
The Computer for the rest of us
でした。
当時、キーボードでコマンドをタイピングして操作するインターフェースのPCは操作が難しく、一部の専門家が使うものでした。Appleは、マウスとアイコン、グラフィックによるユーザーインターフェースによって、(専門家以外の)普通の人のためのコンピュータを創造しました。
そしてiPhone / iPad では直観的なタッチ操作により、わたしたちはもはやコンピュータを使っているという感覚さえないまま、コンピュータの能力を活用することができています。
Appleが創業以来持っている理念は、人間側の感覚を優先させて、コンピューターを活用することです。人間を中心に置いた技術志向で、個人の能力を高めることです。
個人の能力を拡張するコンピュータ
わたしは、Apple Vision Pro も、この系譜をつぐものとして考えています。個人の能力を拡張し、現実世界における活動を支援するツール、課題解決に活用するためのプラットホームとしてとらえています。
おそらく、Apple Vision Proを活用することで、デザイナーやエンジニア、クリエイターの生産性と創造性は劇的に向上するはずです。
ポイントを挙げると、(1)WYSIWYG・リアル感、(2)自由と拡張、(3)3Dとシミュレーション・仮想体験です。
(1)WYSIWYG・リアル感
WYSIWYG(ウィジウィグ)とは、What You See Is What You Getの頭文字をとったものです。ディスプレイに表示されているもの、見たままのものを実際に得られるという意味です。Macintoshでは、当初からDisplay PostScriptという技術を採用し、美しいフォントで制作したドキュメントをディスプレイ上で見たままにPostScriptプリンタで印刷することが出来ました。
つまり、人間の感覚としてパソコンのディスプレイ内とリアル世界が正しく一致していることは、初期の頃からMacintoshに通底する重要なコンセプトの一つなのです。まさに、Apple Vision ProにもそのDNAが感じられます。
感性を正しく機能させて、美しいデザインをする上で、WYSIWYG・リアル感は空間コンピューティングにおいても重要な基盤となります。
(2)自由と拡張
2つ目が自由と拡張です。わたしたち開発者は、プログラムのソースコード、エディタ、技術資料、iPhoneやiPadのシミュレーター、画像編集ソフトなど、多くのウインドウを開いて作業しています。わたしもディスプレイを3枚使用していますが、それでもウインドウを表示する領域が足りない位です。
多くのクリエイティブ系の仕事をされている方も同様でしょう。Apple Vision Pro のデモを見ていると、空間上に大型ディスプレイを複数配置して、作業を行っていました。実際には、キーボードを違和感なく使えるのかわかりませんが、作業空間としてのディスプレイ、ウインドウを自由に配置したり、拡張出来ることはたいへん魅力的です。
ウインドウを多用するクリエイティブ系の仕事における生産性は大幅に向上することでしょう。
(3)3Dとシミュレーション・仮想体験
まさに、空間コンピューティングの真骨頂が3Dです。現在、話題になっている画像生成系AIも3Dに適用されるようになると、さらにレベルが変わってきます。ゲーミングエンジンやCADにおいて、AIが重力や応力などの物理的な条件も考慮して、3Dデータを学習するようになると、より自然で整合性のとれたデータを生成する能力を格段に高めてくるはずです。
3D技術が基盤として統合されたvisionOSでは、3Dのシミュレーション、リアル空間と統合された精度の高い体験ができます。貴重な美術品や工芸品の鑑賞、医療分野での人体の構造的理解、工業製品の設計検討など、多くの分野で従来にはない、体験、教育、研修、訓練が行われるようになるでしょう。
課題解決の道
現代の多様な課題解決に適用することが考えられます。一例を挙げれば、建設業、製造業、伝統工芸産業における後継者不足の課題解決です。職人的な技術はもちろん、あらゆる業界で現場の仕事には、実践的で実務的な知性が求められていて、技術伝承に課題を抱えています。
人間側の感性を歪ませることなく、デジタル空間で高度なシミュレーションが可能になれば、こうした技術伝承、実務教育の場でも、Apple Vision Pro が一定の役割を担えるはずです。
ここ40年ぐらい、学歴とデスクワーク偏重教育の弊害で、リアルな現実空間で物質を扱う知性が軽んじられてきました。ホワイトカラーばかり増え、管理部門が肥大化し、現場で働く人が軽視されてきました。
IT を活用することで現場を支援すること、人手不足を解消することは、日本社会にとっても重要な課題です。弊社でも、iPadを活用して建設現場での加工を支援するアプリなどを開発してきました。
インフラの老朽化、災害への対策、職人不足など、課題山積にも関わらず、建設業界も高齢化で後継者が育っていません。弊社で扱っているグッズの業界でも、職人さんの後継者がおらず、廃業されるケースも増えてきました。
わたしは、IT を装備した職人を育成することが重要な鍵を握ることになると考えています。現代社会では若者に、昔の職人さんのような厳しい修行を課すことは難しい時代になりました。一方で、YouTubeにあふれるDIYや工作、ノウハウ系の動画を見て思うことは、要点を体験出来れば、職人的な仕事を覚える時間も大幅に短縮出来ることです。
visionOS / AR、3D CAD/CG、AI といったデジタル技術を活用して、社会課題の解決に貢献していきましょう。
AR/visionOS ラボ
若干、大仰なことを書きすぎたかもしれませんが、最後までお読みいただき、ありがとうございました。
いろいろと固いことも書いてきましたが、直観的に「Apple Vison Pro面白そうだから何かやってみっか。」と、言うのも正直なところです。
新しい分野は試行錯誤の連続です。情報交換、勉強会などをしながら取り組んでいければと考えています。
ともに楽しめる方にご参加いただければ幸いです。